「面談させてください」その一言から動き出した日
さて、前回の記事の続きです✍️
新人のS先生と一緒に働く中で、私は次第に悩むようになりました。
これは
S先生個人の問題なのか。
それとも
園全体の体制の問題なのか。
その答えが分からないまま、
ただ毎日が過ぎていきました。
この時点では、まだ
「辞める」という決断はしていませんでした。
でも、こう思ったんです。
「一度、園長に現状を伝えてみよう。
その上で、これからどうするか考えよう。」
そう思い、提出書類の欄に
『面談させてください』
とだけ記入しました。
この一言が、
大きく状況を動かすきっかけになりました。
面談前に準備したこと(これは本当に大事)
書類を提出する前に、
私は同業の友達だけでなく、
異業種の友達にも話を聞いてもらいました。
そして、園長に伝えたいことを
紙にすべて書き出しました。
これ、本当に大事だと思います。
当時の私は毎日が必死で、
ストレスもかなり溜まっていました。
人は強いストレスがかかると、
無意識に自分を守ろうとして
嫌な出来事を忘れてしまうことがあります。
でも私は、
「あれも言いたかったのに…」
という後悔をしたくありませんでした。
だからこそ、
“1人で抱え込まず、言葉にすること”
を選びました。
その紙を、
毎日カバンの中に入れて持ち歩いていました。
おかげで急に呼ばれても慌てることなく、
内容を確認しながら落ち着いて話すことができました。
私が園長に伝えたこと
面談では、主に次のことを伝えました。
① 研修体制について
まず、新人研修についてです。
1年目の先生の研修がうまく機能していない
1日の流れや基本手順が理解できていない
指導方法の問題なのか、個人の問題なのか判断が難しい
私自身もできることはやりました。
例えば、
手紙で仕事内容を説明する
1日の流れを付箋に書いて渡す
それを見ながら保育してもらう
などの工夫をしました。
その結果、
ようやく保育の流れが少し理解できたのは
5月中旬頃でした。
② 衛生面や基本的な常識について
次に、現場で気になっていた衛生面についても伝えました。
例えば、
給食時に1つのスプーンで回し食べさせていた
汚れた物を床に直接置く
給食前の机の消毒をしない
使用済みオムツを処理せず放置
床にこぼれたお茶を拭かない
などです。
また、職員への言葉遣いも気になっていました。
正直なところ、
「なぜそれを問題だと思わないのか」
理解できない場面も多くありました。
③ 現場の限界
私自身の状況についても正直に話しました。
S先生の動きを確認しながら、
25人以上の子どもを見ることは限界でした。
4月〜5月の間は、
自分の給食をゆっくり食べる時間もありませんでした。
また、指導や注意をしている姿を
子どもたちの前で見せざるを得ない場面も増えていました。
本来、子どもたちには見せるべきではない
職員同士のやり取りが増えてしまい、
とても心苦しく感じていました。
④ 体に出始めた異変
さらに、体調の変化についても伝えました。
4月頃から
・蕁麻疹
・強い痒み
・肌荒れ
・目の不調からくる体調不良
・週に何度か来る腹痛
などの症状が出始めていました。
もし改善されない場合は、
退職も考えているということも正直に話しました。
⑤ 辞めようか悩んでいる本当の理由
最後に、
自分の気持ちについても伝えました。
私は子どもたちが大好きで、
本当はこの仕事を辞めたくありませんでした。
でも、ふと考えてしまったんです。
自分が一生懸命関わり、
子どもたちの成長を支えてきたとしても、
その先で
十分にその成長が広げられない現実を見ると
「どうせ頑張っても…」
と思ってしまう自分がいました。
その時、
仕事を続ける意味が分からなくなっていました。
涙が止まらなかった面談
面談の準備はしていました。
それでも、
話しているうちに涙が止まらなくなりました。
結果的に、
準備していた内容の半分ほどしか
話せなかったと思います。
でも、もし準備をしていなかったら
きっと何も伝えられなかったと思います。
そう考えると、
あの準備は無駄ではありませんでした。
そして、園長の言葉は——
これだけのことを伝えて、
園長から返ってきた言葉は……
次回の記事で書きたいと思います✍️
この時の私は、
まだ「辞める」と決めていたわけではありませんでした。
むしろ、
「もしかしたら何かが変わるかもしれない」
そんな期待も、どこかにありました。
同じように、
体にサインが出ている方へ。
無理を続けると、
あとから大きく体調を崩してしまうこともあります。
自分の気持ちや体の変化を、
どうか大切にしてください🌱