前回の続きです。
先月は退職という大きな出来事があり、最後の日まで全力で保育をやりきろうと決めていたため、記事を更新する余裕がなく、少し時間が空いてしまいました。
続きを待っていてくださった方がいたら、本当にすみません。
退職前後の話についても、また改めてどこかで書けたらと思っています。
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園長との面談で、「自分はもう限界だったんだ」と自覚したあの日。
事前にメモしていたことも、気持ちが溢れてしまい、実際に伝えられたのは半分ほどでした。
それでも、信頼している先輩にその話をすると、
「半分も言えたならすごいよ。私なら何も言えないと思う」
と声をかけてもらい、少し救われたのを覚えています。
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涙ながらに想いを伝えたあと、園長から返ってきた言葉は、正直、私の中で疑問が残るものでした。
まず、研修体制について。
「今は人を集めるのも難しいし、研修を強制することもできない」
というような話がありましたが、私が感じていた現場の課題に対する具体的な答えではありませんでした。
また、新任の先生については
「申し訳ないが、面倒を見てやってほしい」
という言葉。
さらに、
「若い先生たちは強く言うと辞めてしまうから、申し訳ないけど合わせてほしい」
とも言われました。
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その話を聞いているうちに、私の中で少しずつ気持ちが変わっていきました。
「これ以上、何を伝えても変わらないかもしれない」
「現場の大変さは、やっぱり伝わらないのかもしれない」
そんなふうに、どこかで諦めに近い感情が出てきていたと思います。
その場の感情だけで判断していたら、そのまま「退職します」と伝えていたかもしれません。
ですが、そのときの私は意外と冷静で、
「一度考えさせてください」
と伝え、1ヶ月の猶予をもらいました。
当時は5月。
正直、「こんなに早い段階で決断を迫られるんだ」と戸惑いもありました。
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面談の終盤、園長からこんな言葉もありました。
「他の園に行っても、きっと同じだと思うよ」
その一言に、思わず心の中で引っかかるものがあり、
「もしここを離れるなら、一度保育からも離れようと思います」
と返していました。
今思えば、少し感情も入っていたと思います。
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面談を通して感じたのは、
「伝えることの難しさ」と
「受け取ってもらうことの難しさ」でした。
園長の話し方もあり、
正直なところ、どこまで伝わっていて、何を受け止めてもらえたのかは最後まで分からないままでした。
こうして、私にとって初めての本格的な面談は終わりました。
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その後の1ヶ月。
「このまま辞めたら、保育そのものを嫌いになってしまうかもしれない」
そんな気持ちもありました。
一方で、信頼できる先輩や後輩が、来年度も在籍するという事実もありました。
そんな中、後輩と2人で食事に行ったときに、
「あと1年一緒に頑張って、辞めたらお疲れさま旅行に行こう」
そんな話になりました。
その言葉に、少し気持ちが軽くなったのを覚えています。
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次回は、この1ヶ月の中でどのように気持ちが変化していったのか、そして最終的な決断について書いていこうと思います。